ジャーロから生まれた本『金沢浅野川雨情』城山 真一著 のご紹介

『金沢浅野川雨情』
城山 真一

あらすじ

未来を夢見た彼女は、街に殺された。
捜査が進むたびに、遠まわりばかりしている気がする……。 事件を追う女性刑事が翻弄される、"金澤をどり"に潜む真実とは!?
金沢のひがし茶屋街で人気だった芸妓・なつ江が殺された。事件現場の近くで目撃された水引細工店の女性や被害者と仲のよかった老舗料亭の料理人、ひいきにしていた和菓子店の店主、友人だった老人福祉施設の経営者……聞き込みを続ける金沢東部署の小豆沢玲子は、誰もが抱えている後継者問題や、家族の悩みに寄り添いつつ、徐々に事件の核心に近づいていく――。
デビューから10年――『看守の流儀』で注目の著者が渾身の力を込めた、鮮烈な人間賛歌!

書誌情報

発売日
2025年7月24日
価格
定価2,420円(税込み)
ISBN
978-4-334-10716-1
カテゴリ
フィクション、文芸
判型
四六判